高配当株の選び方と具体例を紹介!利回りだけで買うのは要注意

高配当株の選び方資産運用

配当金や株主優待目的で株式投資をしている人は多くいると思います。配当金や株主優待は企業が株主に対して出資のお礼として利益の一部を還元する制度です。

うまく投資すれば毎年一定の不労所得を得られるので人気の投資方法の1つです。

そんな配当金投資は利回りの高い銘柄に投資することで多くの大きなリターンを期待できますが、利回りが高ければ何でもいいわけではありません。

高配当株には高配当である理由があります。利回りだけで投資すると減配や優待廃止などの残念な結果になり、株価も下がって大ダメージということもありえます。

そんな悲惨な事態を避けるために銘柄選びは慎重である必要があります。

高配当株の選び方とその具体例をいくつか紹介していきます。

高配当株の選び方

株を買う時になんとなくという理由で買う人はいないと思います。

高配当株も買うときに買うに至った理由があると思いますが、僕の場合は選ぶ基準が3つあります。

  • 今後の収益が大きく下がる懸念がないか
  • 増配や自社株買いといった株主還元に積極的か
  • 配当性向が高すぎないか

順番に解説していきます。

今後の収益が大きく下がる懸念がないか

高配当株といっても、近年の業績が悪かったり、今後の業績が悪化することが予想されると株価はどんどん下がりますし、決算の時に減配が発表され、株価下落と減配のダブルパンチを食らう可能性もあります。

そういった悲惨な事態を防ぐためにも、今後の業績がある程度安定している、もしくは今後も成長することが期待される会社の株を選ぶことが必要です。

では、一体何を見ればいいのかというと、直近5年以上前の決算資料を読み漁りましょう!

特に、売上高、経常利益はしっかりと確認が必要です。

売上高は会社の売上そのものです。売上が毎年安定していたり、伸びている場合はその会社の市場でのシェアは強固なものであると予想できますし、今後大きな売上減少の可能性も少ないと予想できます。

また、売上が増えると経常利益の絶対額も増やしやすくなります。売上高は会社の勢いのバロメーターとして使うことが出来ます。


次に経常利益ですが、経常利益は高配当株の配当原資になります。毎年の配当金はその年の経常利益から出されます。ちなみに、経常利益の何%を配当に回すかが配当利回りと呼ばれるものですね。

売上高がいくら大きくても、経常利益が悪かったり赤字の場合は配当金を払うことが難しくなるので投資先としては選ぶべきではありません。

経常利益が赤字になる理由は様々なので、決算資料やIR資料をを読み込んだほうがいいです。企業買収や大型投資などの単年度の赤字なら問題ありませんが、毎年続いたり、赤字の頻度が多い場合は気をつける必要があります。

高配当株を探すときは過去の売上高と経常利益に注目し、今後の安定した業績を残せるかを考えることが大切です。

増配や自社株買いといった株主還元に積極的か

会社が株主還元に積極的かも高配当株を探す上で重要です。

一時的に業績が悪くなった途端に減配を行ったり、株主優待を廃止したりする企業は投資先としては微妙です。高配当株投資は基本的に何年も持ち続けることが前提です。もちろん、何年も株を持っていれば業績が悪くなるときもあるでしょう。

リーマンショックのような大不況や、今回のコロナ騒動のような実体経済にダメージを与える出来事も起こります。そんな時に軽々と減配されたら株主としてはたまったものではありません。

そういった銘柄を避けるのも重要なことです。1つ目安としてはリーマンショックの際に減配しなかった企業は今後も安定した配当に期待を持てると思います。

また、積極的に増配している企業も高配当株投資としてはいい投資先になります。配当利回り3%で買った株が毎年増配し、10年後には配当金が2倍になるといったことも今後考えられます。

そういった企業の株を持っていると、当時3%だった利回りも10年後には6%に上昇していることになるのでかなりお得です。

全部そんなうまくいくとは限りませんが、増配に力を入れている企業は期待できますね。

配当性向が高すぎないか

配当性向とは純利益の何%を配当金に回しているかの指標です。

純利益1億円の会社が1000万円配当金に回すと配当性向は10%になります。こういった企業の場合は今後も増配の期待も出来ますし、何かがあって一時的に利益が減っても減配になるリスクは少ないです。

反対に、純利益1億円の会社が9000万円配当金に回すと配当性向は90%となります。このような会社は今後純利益が増えない限りは配当性向が高いままになります。

また、何かあって純利益が8000万円になったとすると、配当で9000万円出すと赤字になります。

そんな状態が続くと、普通なら減配することになります。配当出して赤字なんて、歪ですからね。


そういった事態を避けるために、配当性向が高すぎる企業は投資先から除外します。

僕の場合は、配当性向が60%を超えてくると投資先としては除外するか考えます。この基準は人によってそれぞれだと思うので、自分なりの考えを持つことが大切だと思います。

高配当株を買うタイミング

高配当株の探し方はわかったけど、いつ買えばいいの?

という疑問を持つ人は多いと思います。ここで買えば絶対に儲かります!というようなポイントは残念ながらありません。それがわかればみんな今頃大金持ちです。

ただ、比較的買ったら報われやすいポイントはあります。それは市場が暴落しているときです。

株式市場は年に数回、大きく下落するときがあります。リーマンショックのような超大暴落から、〇〇ショックのような軽めの暴落までありますが、そういった暴落の時に買っておくと、長期的に見て報われるときが多いです。

日経平均株価

こういった感じでほぼ毎年大幅に日経平均が下落するタイミングがあります。そういった時に高配当銘柄を買っておくと、数年後には報われていることが多いです。

市場が暴落した後、値動きが落ち着いてきたときが買いどきですね。

もちろん、確実に株価が上がるという保証はありませんが、配当金目的なので株価が下落しても20~30年後には配当金で元は取れるので納得するしかないですね。

高配当株の投資先候補

僕なら買うかもしれない高配当株の候補をいくつか紹介します。

もちろん、買うかどうかは自己責任でお願いします。
※株価は3/13(金)の終値

銘柄名コード業種株価配当利回り配当性向
ヒノキヤグループ1413住宅建設1,350.0906.67%47.5%
日本たばこ産業2914食品1,957.51547.87%78.5%
ヤマハ発動機7272自動車1,277.0907.05%41.5%
アートネイチャー7823 他個人サービス・製品 520.0285.38%48.9%
三菱商事8058総合商社2,246.51325.88%31.8%
三井住友FH8316大手銀行2,644.01806.81%33.9%
オリックス8591金融サービス1,379.0765.51%30.1%
日本エスコン8892 不動産(住宅)522.0387.28%30.2%
日本航空9201 旅客航空輸送1,927.01105.71%24.8%
KDDI9433通信サービス2,763.01154.16%39.1%

すべて100株買った合計投資額は165万8600円です。平均利回りは6.1%となりました。

選定の基準としては安定した業績をキープできて、今後も大幅な業績の変化がなさそうな銘柄を候補にあげています。(JTは配当性向が高いのでリスキーかもしれません。)

そして大切なのは分散させることです。

1銘柄に集中投資の場合は、成功すれば大幅な利益を得られますが、失敗した場合のダメージも大きいです。昔、東京電力に高配当株として1点集中していた人が震災で東京電力の株価が1/10以下に下がり、大損をしていた人が取り上げられていました。

1点集中はハイリスク・ハイリターンです。長期投資には向いていない投資方法ですね。

また、業種を分散させることも大切です。業種ごとに景気の影響を受けやすかったり、不況に強かったりといろいろあります。

業種も分散させることで、ポートフォリオに景気の影響を出来る限り抑えることが出来ます。

少額から高配当株投資を始めるには

高配当株を10銘柄あげましたが、すべて最小単元買うだけでも165万円かかります。

投資資金が潤沢にあるなら特に気にすることはないと思うのですが、投資を始めたばかりの人や、少額資金の人にとってはいきなり165万円分株を買うのはハードルが高いですよね。

そういった人におすすめなのがSBIネオモバイル証券です。

SBIネオモバイル証券は1株からの投資が可能です。通常、株式投資は100株からの投資になるので株価×100円が投資金額になります。株価1000円なら10万円が必要になります。

なので、複数銘柄投資する場合はそれなりの金額が必要になります。

しかし、SBIネオモバイル証券なら1株単位で株を買うことが可能です。つまり、先程の普通に買えば165万円かかる高配当株投資も1万6500円で可能になります。

1株単位で買うことが出来るので、投資金額の調整もかなりしやすいですよね。10万円分ずつ投資するように調整することも可能です。

高配当株投資を始めるならSBIネオモバイル証券がおすすめです。

口座開設や維持費は無料なので、作っておいて損はないと思います。

高配当株投資は投資基準を決めてしましょう

高配当株投資は自分の投資基準を決めてしましょう。僕の基準は以下の通りです。

  • 今後の収益が大きく下がる懸念がないか
  • 増配や自社株買いといった株主還元に積極的か
  • 配当性向が高すぎないか

他に、自己資本比率や財務状況も見たりしますが、まずは3条件を満たしていることが前提です。

そして買うタイミングは市場が暴落しているときです。一番狙い目なので株価が全体的に下がっている時に買いましょう。

もちろん、ひとそれぞれの投資方法があると思います。自分が納得できる投資法が一番大切です。


悠々自適な配当生活を目指して頑張りましょう!

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