サラリーマンに株式投資が必要な理由

資産運用

みなさんの給料は上がっているでしょうか?

何年も前から日本人の平均年収は400万円を超えたところくらいで推移しているのではないでしょうか。実際に2018年の日本人の平均年収は441万円だったそうです。

ただ、税金は毎年のごとく上昇していおり、手取り額については昔よりかなり減っているはずです。

そんな賃金ですが、OECD加盟国で1997年以降上昇していないのは日本だけのようです。

主要国の時間当たりの賃金の推移

東京新聞によると、OECD加盟国の中で賃金が下がっているのは日本のみであり、他国は軒並み上昇しているのがわかります。では日本の経済力が弱まっているから賃金が上昇しないのか?という疑問が浮かびますが、そういうわけではありません。

上場企業全体の利益は2008年のリーマン・ショック前は20兆円程でしたが、リーマン・ショック後に一時1兆円程までに落ちました。しかし、その後持ち直し、2018年には約36兆円までに増加しました。リーマンショック前から1.5倍です。リーマン・ショック後からだと約30倍の伸びです。

上場企業全体の純利益推移

それだけ伸びたのになぜ賃金は上がらないかというと、多くの企業は内部留保として溜め込んだり、株主還元に力を入れているためです。その成果や日銀などの買い入れもあり、日経平均株価はリーマンショック以降大きく回復しました。

つまり、サラリーマンをただやり続けるより、株式投資を行ったほうがより効率的に資産を増やせたわけです。

サラリーマンこそ株式投資が必要な理由

サラリーマンの賃金は一部の企業を除いて今後も大きな変化はないでしょう。年間の昇給も数千円という人が多いのではないでしょうか。まして、名目賃金は20年前よりもマイナスという結果になっています。

これではどれだけ働いても豊かな生活には近づけません。そこで必要になるのが株式投資です。

賃金よりも大きく伸びる株式市場

アベノミクスで賃金は上がりませんでしたが、それに対して企業の業績は回復、株価は大きく上昇し、配当金の総額は2018年では12兆円まで増えています

配当金額の推移
日経平均の推移
出典:SBI証券 日経平均

2009年には4兆5000億円ほどだった配当金総額も2018年には12兆円となり、9年で3倍近い伸びとなりました。9年で給料が3倍になることなんて普通に働いていたらまずありえない水準です。しかし、株式市場では配当金が3倍になったり、株価が2倍になったりと金額が大きくなっています。

リーマン・ショック後から株価が10倍以上になった企業も複数存在しており、そのような会社に投資できていれば今頃大金持ちになれていた可能性もありました。株価10倍ということは、単純に100万円投資していれば1000万円になっていたということです。

1000万円投資していれば1億円です。

もちろん、そんな単純な話ではありませんが、投資の世界ではそのようなことが起こりえます。サラリーマンをしているだけでは到底手に入れることが出来ない金額を手に入れたり、配当金により不労所得を手に入れることが可能となります。

サラリーマン投資家がするべき投資方法

株式投資を初めてする人はデイトレーダーのようなパソコンに張り付いている人を想像するかもしれませんが、デイトレーダーのような人は特殊で、多くの投資家は普段からパソコンに張り付いたりはしていません。

多くの個人投資家は普通のサラリーマンのような生活をしている人がほとんどです。株の売買を出来る時間は東京証券取引所が開いている9:00~15:00までが基本なので、働いている人のほとんどの人は株価をずっと見ることは出来ません。

では、サラリーマンはどのようにして株式投資を行えばいいのかというと、長期投資です。株をかったら数年単位で保有し、企業の成長に投資する方法です。10倍以上になる株は基本的に1年以上の時間がかかります。

サラリーマンのような株価を逐一見れない兼業投資家にとっても相性のいい投資方法です。サラリーマン投資家におすすめしたい長期投資は2つ手法があります。

  • 成長株投資
  • 配当金投資

順番に解説します。

成長株投資

株式投資で思い浮かべるのはこの投資パターンだと思います。業績が今後伸びそうな会社に投資する方法です。

例えば簡単な例で言うと、2020年に東京オリンピックがあるので、建設会社の業績が良くなりそうだとか、5Gがこれから広まるから通信会社やそれを使ったサービスを始める会社の業績が伸びそうだとか、今後の業績が伸びそうだという理由で投資する方法です。

それ以外にも、毎年最高益を更新し続ける成長真っ只中の会社の株を買うといった投資も成長株投資になります。

成長中の会社の株は一時的に下がることはあっても、長期的に見ると上昇し続けます。

基本的に最初に株を買ったら業績が上がり続ける限り保有し続ける投資方法になります。売るタイミングとしては十分な利益が出たタイミングや、成長が鈍ってきて他に優良な投資先が見つかったときなどになると思います。

この投資方法のデメリットとしては、成長しそう、という予測で投資した場合、予想が外れたら業績が伸びないので損切する必要がある可能性があることです。

なので、初心者のうちは投資にある程度詳しくなるまでは成長企業の株を買うことをおすすめします。

配当金投資

長期投資のもう1つの投資方法が配当金投資です。「配当金生活」というワードを聞いたことがある人もいると思います。企業は利益の一部を配当金という形で株主に返してくれます。つまり、企業の株を持っているだけでその企業の儲けの一部を受け取ることが出来るというわけです。

配当金投資とはこの配当金を目的とした投資で、一度株を買ったら売らないのが基本となります。

買う株としては配当金の利回りが大きい株です。例えば株価1000円で配当金が10円なら配当利回りは1%ですが、50円なら5%となります。

配当金の金額は企業によって異なり、この利回りが大きい企業の株を買って後はほったらかしにしておくだけの投資となります。

投資先の選び方は利回りの高い会社を選ぶのですが、選び方を間違えると損をする可能性もあります。配当金投資の銘柄選びの僕の基準は以下のとおりです。

  • 過去に一度も減配していない
  • 財務状況が健全である
  • 業績が今後も悪化しない
  • 不祥事を起こしていない

といったところがまず重要になります。まず、過去に減配していないというのは重要で、業績が悪くなったりしたときに「利益が減ったので減配します。」なんてされると利回りが高いから買ったのに減配で利回りが下がるということになります。

そして、減配されるときは大抵業績が悪化しており、減配も追い打ちとなって株価も下がり含み損という形になる可能性があります。そうなると配当金で含み損を埋めるという形になり、なんのための投資かわからなくなります。まずは過去に減配をしていないことを確認しましょう。そして、連続増配しているとなおいいです。


次に財務状況が健全であることです。借入金がとても多いとか、自己資本比率が悪いとかそういったことを確認します。有利子負債が多く、自己資本比率が低いような会社は何かあったときに一気に崩れる可能性があるので注意が必要です。


業績については今後も業界全体が衰退しないか、過去の決算から利益が落ちていないか、などを確認し、今後も企業として利益をキープできるか、もしくは成長できるかを確認します。

もし業界全体が右肩下がりであったり、過去の決算から会社の利益が減少傾向の場合は今後もその傾向が続く可能性があり、将来的に減配もありえるので気をつけましょう。


最後に不祥事を起こしたことのない会社かどうかです。直近で不祥事を起こしているような会社は株価が大幅に下がり、利回りが上がる傾向にありますが、そういった会社は今後も業績の悪化や新たな不祥事が出てくるものなので気を付けましょう。


配当金投資は一度買ったら余程株価が上昇しない限り売らないことが前提になるので、買う前は慎重に会社を調べる必要があります。ただ、一度買ってしまえば放っておくだけで配当金が入ってくるので美味しい投資ではあります。

配当金だけで暮らしていくには元本がいくら必要なのかはこちらにまとめているので、興味がある方はどうぞ。

少額からでも投資を始めて豊かな生活を

これまで投資をやったことがない、という人は少額からでもいいので投資を始めてみてください。サラリーマンの給与だけではどれだけ頑張ってももらえる額の限界があります。

限界を超えていくために投資は必要です。大富豪と呼ばれる人たちはみんな共通して株式投資を行っています。

現在はYahoo!の参加となったZOZOですが、前社長の前澤さんは自社の配当金で毎年10億円以上の大金を手にしていました。起業家で成功するとここまでの大金を手に入れることも出来るのです。

もちろん、サラリーマンがそこまでの金額を手に入れることは難しいですが、配当金で毎月1万円でもあれば生活はだいぶ変わりますよね。この毎月1万円が少しづつ増えて、毎月10万とかになると家賃や光熱費が配当金で払えるようになります。

そうなると人生の選択肢も大幅に増えると思います。投資は早いうちから始めたほうが未来への可能性は大きくなります。まずは少額から始めてみましょう。


始めて投資を始める方は証券口座を開きましょう。無料で作れます。

タイトルとURLをコピーしました