UQモバイルが2020年6月1日より、新プランである「スマホプランR」を発表しました。
基本データ容量10GBで速度制限がなんと1Mbps!
今までの128Kbpsから比べると約8倍の速度で、YouTubeの動画も標準画質程度なら問題なく見れるレベルです。ちょっと前なら速度制限で動画を見るなんて考えられなかったです。
これだけ揃ってお値段2,980円/月です。
これ結構よさげじゃないですか?
大量にデータ容量があって速度制限も遅くないという優れものです。
格安SIMに変えたいけど容量が気になる人や通信速度が気になる人はUQモバイルのスマホプランRを考えてみるのもありかと思います。
UQモバイルのスマホプランRの詳細
UQモバイルが2020年6月1日より開始した「スマホプランS」と「スマホプランR」の詳細です。

これまでもいろいろとプランがありましたが、2つのシンプルなプランになりました。
価格は1,000円しか変わりませんが、「スマホプランR」のコスパはかなりいいのではないでしょうか。
10GB/月というそれなりの容量
スマホプランRはデータ容量が10GB/月でそれなりに毎月使える容量です。
ヘビーユーザーには物足りないかもしれませんが、WiFiがないところで動画を見る人以外なら十分に足りる容量だと思います。
僕は外で動画を見ることは基本的にないので、毎月の通信量も5GBあれば十分です。結構なんとかなるもんです。
しかも余ったデータ容量は来月に繰り越せるので、
「今月は3GBしか使わなかった」
なんて人は来月17GB使うことが出来るようになります。
データ容量の繰越があると常に月のデータ容量が10GBを超えている状態にもなるのでライトユーザーはかなり助かりますね。
他の格安SIMも10GBだと、だいたい同じ位の価格なので高くはないと思います。
節約モードで最大1Mbpsの実用的な通信速度
これが一番いいところだと思います。「スマホプランS」だと節約モードの場合は300Kbpsしか出ませんが、「スマホプランR」なら1Mbps出ます。
1MbpsならYouTubeの動画を見ることも出来ますし、ウェブ検索ならサクサク動くレベルです。
節約モードならでは特徴もあります。
節約モードならギガが減らないから使い放題!
そうです。節約モードはギガが減らないのです。つまり、どれだけ使おうが高速通信の10GBは減らないのです。
しかも切り替えはアプリを開いてボタンを押すだけです。簡単ですね。
アプリはiOSもAndroidも対応しているのでスマホは何でも大丈夫です。

普段は節約モードで1Mbpsにしておいて、たまに動画を外で高画質で見たいときに節約モードを解除するなどの使い方をすれば、ヘビーユーザーもストレスなくスマホを使えるのではないでしょうか。
ちなみに、スマホプランSは300Kbpsなので注意が必要です。300Kbpsだと動画を見るのは結構しんどいです。節約モードを使いたいならスマホプランR一択ですね!
いつ解約しても違約金がかからない
UQモバイルのスマホプランS、スマホプランRともに、いつ解約しても違約金がかかりません。
UQモバイルに変えてみたけど、やっぱりいまいちだからキャリアでもう一度契約したい、なんて場合や他の格安SIMを試してみた、ってときはいつ解約しても大丈夫です。
「解約すると違約金がかかるからあと3ヶ月待たないといけないなぁ。」
なんていう不毛な待ち時間は発生しません。気に入らなければすぐに乗り換えることが出来るので、気持ちは楽ですね。
ドコモ、ソフトバンク、auの場合は2年縛りのプランの場合、だいたい1万円くらい違約金がかかるので、地味に気になる出費ですよね。
そんな出費が気にならないのはUQモバイルのいいところです。
気になるUQモバイルの通信速度は?
格安SIMで気になるのは通信速度ですよね。
格安SIMの会社は大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のいずれかの電波を借りて運営しています。
そのため、使う人が多い時間帯の昼や帰宅時の時間帯などはキャリアの通信が優先されて速度が遅くなりがちです。
格安SIMが遅くなりやすい時間帯
- 7:00~9:00・・・通勤
- 12:00~1300・・・昼休み
- 18:00~19:00・・・帰宅中
- 21:00~23:00・・・帰宅後
電波を貸しているキャリアとしては自社を優先するのは当然なので、仕方がないことなのかもしれません。
そんな格安SIMの1つであるUQモバイルがどうかというと、通信速度は他の格安SIMよりも速いです。
多くの人が使う時間帯も遅くなりません。
UQモバイルの運営会社はUQコミュニケーションズという会社でKDDIの小会社です。KDDIといえばauの親会社ですね。
どういうことかと言うと、auとUQモバイルは同じグループ企業というわけです。そのため、電波も優先的に利用できるので速度が遅くならないというわけですね。
わざわざ自分のグループ会社を締め上げるメリットもないでしょうし、UQモバイルの通信速度はauと似たようなものになるはずです。
auとUQモバイルはKDDIグループ
同じグループ企業だから他の格安SIMと比べて通信速度も遅くなりにくい
auと同じグループ会社というのは他の格安SIMとは違ったところですね。
データを使い切ってもなんと1Mbps!
UQモバイルのスマホプランRはデータ容量を使い切っても1Mbpsの速度が出ます。
これってすごいことだと思います。ギガを使い切ってスマホが遅くなりすぎて全く使い物にならない! なんてことがなくなります。
ほとんどの格安SIMやキャリアも速度制限になったら128Kbpsという画像とかは全く見れないような速度になります。
今まではギガを使い切ったときはこれが普通だったのですが、UQモバイルのスマホプランRはギガを使い切っても1Mbpsの速度が出ます。
1Mbpsといえば、節約モード利用時の速度と同じです。
つまり、ギガを使い切っても節約モードの速度は出るということ。動画やSNSでやたら長い待ち時間が発生することもなくなります。
今までの通信制限と比べると、かなりストレスフリーで使えると思います。
ギガを使い切っても1Mbpsで使えるというのはスマホプランRの注目のポイントでもありますね。
楽天モバイルのRakuten UN-LIMITを意識か
UQモバイルの新たな料金プランですが、似たような価格帯のスマホのプランがあります。
それが「Rakuten UN-LIMIT」です。国内4つ目のキャリアとして参入した楽天ですが、通常の料金は月々2,980円です。
UQモバイルのスマホプランRと価格が同じですね。この価格設定も楽天を意識したもののような気がします。
楽天の「Rakuten UN-LIMIT」は最初の300万人までは無料という大きく出たセールを行っています。破格のセールなので多くのユーザを獲得すると思いきや、楽天の電波が届く対象エリアが狭く、ほとんどau回線なのが現状です。
楽天エリアなら電波の利用制限はなしですが、au回線だと5GBまでで、以降は1Mbpsの速度制限がかかります。1Mbpsというのも同じ速度ですね。
しかもiPhoneは正式サポートをしていないため、そこが現状の弱点です。
楽天のユーザが増える前に対抗したプランを出してきたとも考えられますね。
UQモバイルの「スマホプランR」はかなりお得なプランだと思います。
スマホプランRはバランスが取れたプラン
UQモバイルの「スマホプランR」はバランスの取れたプランだと思います。
「格安SIMに変えたいけど速度が遅くなったら嫌だ」
「データ容量を多くするとあまり安くならないから悩んでいる」
といった人に向いているプランだと思います。10GB/月のデータ容量を使い切っても速度制限は1Mbpsという実用的な速度で、動画も通常画質なら見ることが出来ます。
もともと10GB/月使えるのでデータ容量をあまり使わないライトユーザーなら速度制限にかかることもほとんどないはずです。
格安SIM特有のデータ容量を使う人が多い時間帯の昼や夕方も大手キャリアのauと同じグループ会社なので遅くなる心配もほとんどありません。
月額2,980円と高すぎるわけではない料金設定も相まって、バランスの取れたプランだと思います。
格安SIMでUQモバイルが気になっている人は試してみる価値はあるのではないでしょうか。
- 契約縛りなし!
- スマホプランRは月額2,980円!